mbaachanのブログ

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(豆より小さい)コメ知識「しいたけ」

しいたけは、シイの木に多く発生することから名付けられました。

野生のしいたけは、春秋の広葉樹(ナラ・ミズナラ・シイ・カシ・クヌギ・クリなど)の枯れた幹、切り株に生えてきます。

が、江戸時代初期から栽培が始まり、今では日本全国で収穫される、代表的な食用キノコになっています。


しいたけは、研究すればするほど、多くの作用が発見され、昔から「不老長寿の妙薬」と言われています。


しいたけの効用

①しいたけには、特有の味(旨味)と香りがあります。

この旨味の素は、核酸が分解して出来るグアニル酸というものです。

古来、昆布とともに、だし(だし汁)として、日本料理には欠かせないものとされています。

特有の芳香は、レンチオニンというものに依ります。


②しいたけは、ビタミンDのもとになる、エルゴステロールを大量に含んでいます。

ビタミンDは、紫外線に当たって初めて作られるので、生しいたけは、2〜3時間天日(紫外線)に当ててから使うと良いでしょう。

ビタミンDは、腸からのカルシウムの吸収を高め、骨を丈夫にします。

子どもでビタミンDが極度に欠乏すると、くる病(背骨や足の骨が曲がる病)に、成人では、骨軟化症や骨粗しょう症になります。


ビタミンB12が含まれていて、貧血を予防し、精力増強作用も期待できます。

皮膚のシミを取る効果もあります。

更に、菌糸体エキスに含まれるリグニンは、ミネラル・食物繊維との相乗効果により、造血作用を促進し、神経の働きを正常に保つと言われています。


④しいたけの胞子には、強力な抗ウィルス物質が含まれていて、インフルエンザや白血病の予防に効果的です。

また、エイズやウィルス性肝炎にも効く可能性があるそうです。


⑤しいたけには、ガンに対する免疫療法剤レンチナンが含まれていて「しいたけ療法」として、期待されています。

また、インターフェロンを誘導する多糖類も含まれていて、その点でも、制ガン効果が期待出来ます。


⑥フィトステリンという成分がコレステロールの血管への沈着を抑え、また、エリタデニンという、核酸誘導体の働きも血行を良くするため、動脈硬化や高血圧の予防になると言われています。


⑦ノンカロリー食品で、肥満を防ぎ、美容食品の1つとして、挙げられています。


本草求真(ほんそうきゅうしん)(中国の医学書)には「大いに食を助け、胃の働きを増し、小便失禁をよくす」とあります。

また、しいたけの煎じ汁は、暑気あたりに効き、砂糖(黒砂糖が良いらしい)を加えて飲めば、嘔吐、下痢、咳に効くと言われています。


⑨ネギやニラの臭気を除く作用があるため、すき焼きや水炊きに、その目的で用いられることがあります。

「本朝食鑑」(ほんちょうしょっかん)(江戸時代に著された本草書)によると、口臭を消す作用もあるそうです。

 ※本草書とは、薬物についての知識をまとめた書です。


デメリットが1つ…

生しいたけを食べて「しいたけ皮膚炎」になる人がいます。

バーベキューなどで、加熱が足りないまま食べたりしないよう、気をつけましょう。


最後に…

しいたけを買うとき気になりませんか?

「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」の違い…


原木しいたけ=自然栽培

菌床しいたけ=人工栽培

と思えば、間違いないでしょう。


菌床しいたけは、おがくずを固めた20cm四方くらいのブロック(菌床)に種コマを打ち、湿度の高い、真っ暗な室内で発生を促して育てられます。

人工的に養分を与えることで、3〜6ヶ月サイクルで次々に収穫出来るため、1年中出荷が可能です。


原木しいたけは、自然の森の中の「ほだ場」(しいたけの畑)で栽培されます。

菌(種コマ)を打ち込んだクヌギの原木に、2年間かけて菌糸が這い巡り、春と秋に、しいたけが自然発生します。


スーパーなどで買うとき「原木しいたけ」の方が少し割高なのは、このような理由から…


そして、しいたけは買ったらすぐ使わないと傷みやすいですよね〜

「冷凍保存」をお勧めします。

そのまま冷凍庫に入れるだけ。超簡単です。


そしてそして…最後の最後ですが…


「湯豆腐」には、しいたけは向きません。香りと味が強すぎて、繊細な豆腐の味が消えてしまうからです。

「湯豆腐」は、昆布で出汁をとり、白菜など、邪魔をしない野菜を入れて頂きましょう。


以上、しいたけに関するうんちくをお伝えしました。


煮ても炒めても揚げても美味しく、出汁にもなり、その効用も期待できる「しいたけ」

冷凍庫に保管して、ちょくちょく使うことをお勧めしたいと思います。


                                           ☆ メロンパン ☆