mbaachanのブログ

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(豆より小さい)コメ知識「生姜の効用」

生姜は、ミョウガとともにショウガ科ショウガ属の多年草です。


熱帯アジアが原産地(インド、マレーシア方面)で、日本でも古くから栽培されています。


生姜は東洋だけでなく、西洋でも薬用として用いられ、その効用は広く知られています。


【生姜の効用】

①生姜には、ショウガオールやジンゲロンという辛味成分のほか、多種の芳香成分が含まれています。

口当たりが良く大脳皮質を興奮させ、食欲を高め、消化液の分泌をよくする力を持っています。


②嘔吐を止める作用があります。

昔、漢方医は健胃鎮吐剤として、生姜を主とする薬を処方していたそうです。

噛んでいるだけでも吐き気が止まると言われています。

「半夏茯苓湯」(はんげぶくりょうとう)という"つわり"の生薬には、必ず生姜が入れられているそうです。

生姜は胃下垂、胃拡張にも特効性を現します。


③生姜は「咳止めの妙薬」とも言われています。

生姜を噛んでいるだけでも咳が止まる、と言われていますが、つぶ生姜と大根を煎じて飲むと、良く効くそうです。

風邪の初期には、焼き生姜を口に含んでいるだけで治る場合があります。

また、はちみつ入りの温めた生姜汁は、しゃっくりに効き、喉の腫れにも良いそうです。


④生姜の絞り汁に熱湯を加えて飲むと、熱射病や日射病、また、めまいにも効果があるそうです。


⑤喘息や肋膜炎で、痛む胸部に生姜の絞り汁を含ませた布を貼ったり、打ち身の部位につけたりすると良いと、言われています。


⑥殺菌作用が強く、チフス菌、コレラ菌を殺す力もあります。

また、生姜やシソには、アニサキスの幼虫を死滅させる力がある事が報告されています。


⑦低血圧に良く、1gの生姜を口に含むだけで効果が出る事が実証されています。


⑧総合すると、生姜の薬効には、以下のものがあります。

⚪︎発汗作用(風邪の初期に効果大)

⚪︎健胃作用

⚪︎吐き気を止める作用

⚪︎鎮咳・去痰

⚪︎体を温める作用

⚪︎大脳の興奮作用

⚪︎解毒作用


⑨以上の他に、魚の臭みを取る作用、また、フェノールやテルペンという物質が、ガンの予防になると言われています。


列記したように、生姜には数多くの薬効があるわけですが…


残念なことが1つ。

生姜には、カリウム亜鉛、銅などのミネラルがかなり含まれているものの、その他の栄養的価値については、ほとんど期待出来ません。


が…

香辛料、調味料として、料理を美味しくするためには、欠かす事が出来ないことも事実です。


たくさんの薬効もある事だし、これからも是非、大いに使って頂きたいものと、思います。


ところで…

よく料理に出てきますが…

「生姜ひとかけ」って、いったいどのくらいの量のことでしょう?


覚えておきたい目測のコツ

「生姜ひとかけ=親指の頭大の大きさ」で、分量にすると約20gと覚えておくと良いでしょう。

料理を作るときの目安にしてください。


最後に、イワシやサバなど、生臭い魚を美味しく煮るためのコツ、生姜を入れるタイミングについてお話しましょう。


正しい魚の煮方

醤油、砂糖、水を煮立てておいて、そこに魚を入れ3〜4分沸騰させたあと、生姜を加えると、生臭みはほとんど消え、美味しい煮魚が出来上がります。


魚を鍋に入れると同時に生姜を加えたり、また、魚を入れ沸騰すると同時に生姜を加えたものは、生臭みが残ります。

これは…

魚を入れた時や、一煮立ちする前では魚肉のたんぱく質がほとんど生で、生のたんぱく質が生姜の成分と結合してその働きを封じ込めてしまうため、生臭みが残るのです。

また、火から下ろす直前に生姜を加えると、魚のたんぱく質はすっかり固まっているため、生姜の成分が、十分に魚に浸み込んでくれません。


魚を入れ、沸騰してから3〜4分。ちょうど魚の身が、熱で固まり始めた時が、臭みを取るチャンス、生姜を入れるタイミングです。

ちょっとした注意で、料理の出来上がりが大きく違ってきます。

ぜひ、トライしてみてください。


                                            ☆ メロンパン ☆