mbaachanのブログ

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(豆より小さい)コメ知識「とんかつに千切りキャベツが欠かせない訳」

キャベツ(甘藍・玉菜)は、アブラナ科の越年草です。


ヨーロッパでは有史以前から栽培され、日本へは、宝永年間(1704〜11)に伝わった、とされ、古い書物の中では、オランダナとして記載されています。


キャベツは食物繊維に富み、酵素類も多く、生で食べると便通を良くするだけでなく、胃腸の働きも良くする、という特徴を持っています。


また、他の野菜にはないビタミンU(キャベジン)が含まれていて、胃潰瘍の予防や治療に効果を発揮してくれます。

胃の調子の悪い人や、胸やけのする人には、毎朝キャベツのジュースを飲むことをお勧めしたいと思います。


ビタミンCも豊富で、100gで1日の必要量を満たしてくれるほど。

更に、ビタミンKも多く含まれています。

ビタミンKは、肝臓で血液凝固物質(プロトロンビン)を合成するのに大事な役割をしています。


ミネラルの中ではカリウムが多く、高血圧の予防に良いと言われています。

またカルシウムも多く、特にキャベツのカルシウムは、他の野菜と比べて吸収が良いため、骨粗鬆症の予防に効果大です。


古い植物図鑑には「キャベツを常用すると、血液を新鮮にし、体質を強健にし、病毒に対する抵抗力を増し、流行病に冒される心配は少なくなり、したがって副食物として最上のものである」と書かれています。


また最近の研究の中では、ビタミンやβ-カロチンなどによるガン予防効果以外に、白血球の腫瘍壊死因子TNFという、ガン細胞を破壊するタンパク質を作る働きを強める効果のあることが分かってきました。

この作用は、インターフェロン抗がん剤と同程度の力があるそうです(帝京大学薬学部・山崎正利教授)


キャベツにはこの他に、イソチアシアネート・インドール・フェノール・ステロールという物質があり、ガンの予防に効果があると、期待されています。


本草拾遺」(ほんぞうしゅうい)(中国の薬学関係の本)には「骨髄を補い、五臓六腑を利し、関節を利し、経路中の結気を利し、耳目を明らかに、人を健やかに、睡眠を少しにし、心力を益し、筋骨壮健にする」と書いてあります。


今まで、色々な野菜の効果、効能を取り上げてきましたが、キャベツもまた、身体にとても良さそうです。


身近な野菜で、いつでも使うことが出来ますから、腕をふるってぜひ、色々な料理にチャレンジしてみてください。


そして、最後になりますが…

とんかつとキャベツの関係について少し…


揚げたてのとんかつを美味しく食べるのに、たっぷりの千切りキャベツは欠かすことが出来ませんね。


とんかつとキャベツは、切っても切れない仲、と言っても良いでしょう。

他の野菜では代わりが出来ないほど、抜群の相性です。


でも実は、この相性の良さの背景には、それなりの裏付けがあるのです。


キャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)(抗潰瘍性因子)は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防・修復すると言われていますが、これが、油による胸やけを防いでくれます。

この「胸やけ防止効果」は、キャベツ以外の野菜には、ほとんど期待することが出来ません。

しかも、ビタミンUは熱に弱いため、生で食べることに意味があるのです。


とんかつを食べると生キャベツがほしくなるのは、身体の自然の要求とも言えるでしょう。

とんかつのキャベツは、単なる添え物ではない、という事を、覚えておきましょう。


最後の最後、蛇足ですが…

とんかつには、辛子がつきもの。


そして…

お刺身にはワサビがつきもの。

ステーキにはペッパーがつきものですが…


これらの香辛料は、タンパク質が腸で発酵するのを助けてくれる、大事な物質です。


極端ですが、

辛子がなければとんかつはやめましょう。

ワサビがなければ刺身はやめましょう。

ペッパーがなければステーキはやめましょう。

と言っても過言ではないくらい、セットで働き合っているのです。


とんかつの辛子は、食味のアクセントとして添えられているだけではありません。


理にかなった料理の知恵がそこにある事も、お忘れなく^_^


                                               ☆ メロンパン ☆